Q:ダブルメジャーでの勉強は大変ですか?
A:苦労した点は、やはり授業の多さです(笑)。専攻を2つにするということは、勉強量が1.5〜2倍に増えることになります。ですので、まわりが夏休みで遊んでいる時もクラスを取っていました。授業の内容が難しくなるにつれ「副専攻にしようか」と考えた時期もありましたが、覚悟を決めたことによって、勢いで乗り切った感があります。
Q:今まで受けた授業で、印象に残っている授業は? A:国際関係学部が独自に行っている「LA Term」というプログラムです。一学期間キャンパスから離れてLos Angelesでホームステイをするのですが、多民族で溢れているLos Angelesの都市が、住民にどんな影響を及ぼしているのかを観察することがその目的です。プログラムの一環として、ホームレスの方と路上に座って話をしたり、裁判所で陪審員が参加している裁判を見学したりなど、教室では学べなかったことを自分の目と耳で感じることができたのが、とても魅力的でした。
Q:アメリカで熱中して取り組んでいることはありますか?
A:2点あります。ひとつは、ロサンゼルスにある日系出版社でのインターン。旅行ガイドブックを作ることが高校生の時からの夢だったので、ロサンゼルス在住日本人を対象にした地域情報誌を見つけた時、「手伝わせてください!」とインターンを申し込みました。授業の合間をぬって流行のお店を訪ねたり、写真を撮ったりと、ロサンゼルスのガイドブック作りに熱中していました。
もうひとつは、NPOでの活動です。ロサンゼルスを拠点に、日本人留学生や日系コミュニティを活性化することを目的としたNPO団体Japanese Student Networkのメンバーとして、日本人留学生の支援をしました。夏祭りやセミナーなどのイベントを企画・運営するのが主な活動で、他大学の学生と積極的に接し、留学生同士の繋がりを深めるよう努めました。私の通っている大学には日本人が10名ほどしかいなかったので、課外活動で日本人との関わりを持とうと思ったのです。勉強以外の課外活動の内容は、就職活動でも面接官に興味を持って頂けたと感じました。
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大学時代に知り合ったアメリカ人の結婚式にて。参加した友人との一枚 |
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印象的だった授業「LA Term」で活動した時の写真。この時はアメリカとメキシコの国境付近を見学 |
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大学が近いので、度々LAに遊びに行きます。ルームメイトだったメキシコ人とのツーショット |
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