ICC国際交流委員会の大学留学プログラム
大学留学体験談
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■大学留学体験談〜アメリカ〜 <4年制大学>
実際にホテルで働きながら勉強中。多忙だけど充実しています
1970年生まれ。埼玉県出身。青山学院女子短期大学卒業後、銀行に10年間勤務。2000年よりビジネス留学プログラム(IBP)に参加のためシアトルへ1年間留学。2003年、ホテルマネジメントを学ぶために、年間5,500ドルの奨学金を得て、4年制州立大学のNorthern Arizona Universityへ編入。
英語に関する不安はあったけれど、とにかく留学したかった
 留学開始前の英語力、おおよそのTOEFL点数は180(Computer based Test)でした。英語の授業についていけるかどうか、かなり心配でした。ヒアリングもいまいちでしたので…。この点に関しては、あまりくよくよ考えても仕方ないので、留学準備をはじめました。深く考えれば考えるほど、留学しようという気がひるみそうだったからです。日本の家族は留学に積極的に賛成という感じはありませんでした。私の決心が固いので、ほとんどあきらめたという状態でしたね。ただ最終的には留学に賛成してくれました。
 現地ではまず留学生用オリエンテーションに参加しました。このオリエンテーションは参加しておく方が大学生活をよりスムーズに送れると思います。その他、大学のアドバイザーのサポートはかなり親切で助かっています。
この大学は学内にホテルがあり、ホテル専攻の学生が経営しています。私もそこで働いていました。
 学部開始前にはIBPプログラムに参加しました。少しでも英語に対する不安を払拭したかったので。渡米後1年でかなり英語に慣れますが、それでも早い英語や電話はまだまだだめですね。
学業と仕事で忙しい毎日です
 大学の専攻はHotel&Restaurant Managementです。大学での学期中の1日のスケジュールは、起床時刻が7:00AM、朝食は部屋でベーグルが一番多いパターンです。大学の寮に入っているので、通学は徒歩で10分程度です。


 授業は以下の通りです。
*一般教養:
生物、生物LAB、文化人類学、数学
*ビジネス:
Accounting、経済(マクロ)、経済(ミクロ)、ファイナンス
Major:
Introduction Hospitality IndustryHospitality TechnologyGuest Service ManagementFood Service System ManagementHuman Resource Managementなど。この大学は教授がとても親切で、助かっています。
 授業間に時間が空いた時は寮に戻ってお昼寝しています。昼食は大学のカフェで取ることが多いです。放課後は勉強と友達とおしゃべりしたり、仕事をしたりします。
 夕食は寮でルームメイトと食べるパターンが多いです。たまに友達と外食したりもします。授業以外の1日の勉強時間は4〜5時間。寝るのはだいたい12:00AMから1:00AMですね。
友達はクラスメイトが多いです。中国人、台湾人、日本人、韓国人などアジア系の人が多いですね。仕事で友達になったのはアメリカ人が多いです。インターナショナルの友達ができた時は留学をして良かったと思いました。
住居は、学内にあるアパートタイプの寮で、2人でシェアしています。1ヵ月の光熱費は$370位です。1ヵ月のお小遣いは$300程度。平均的な1ヶ月の国際電話代は千円程度です。
住んでいる街はかなり田舎です。まさにUniversity Townという感じです。週末は、映画を観たり、たまに町に行ったりもします。長期休暇は旅行しますね。日本の食べ物がなかなか手に入らないことがちょっと不満だけど、結構充実した留学生活です。ホームシックには少しなったような気がしますが、その後のあまりの忙しさに、ホームシックの感情も埋もれてしまいました。現地での悩みは、その内容によって、友達、アドバイザー、家族、と相談相手を選んでいます。
留学生はなるべく教授と接する機会を多く持つこと
 結構辛いな、と思うのは、勉強しても、留学生ゆえに的が外れてひどい成績を取ることがあるんです。そういう時は、素直に教授に相談しましょう。少人数のクラスを取って、教授と接する機会を多く持つと良いと思います。あとは友達を作って一緒の授業をとるとかなり精神的に楽になります。もちろん楽しいこともありますので、これから留学する方、頑張って下さいね。
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