ICC国際交流委員会の大学留学プログラム 大学留学体験談

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アメリカの2年制大学の職業訓練コースで、美容学を学びました





参加コース:アメリカ大学合格保証プログラム
参加期間:2004年9月〜2006年12月
留学先:サウス・シアトル・コミュニティ・カレッジ(アメリカ・シアトル)

 1984年生まれ。中学卒業後、ニュージーランド・クライストチャーチにあるエイボンサイド女子高校に留学。卒業後はワシントン州シアトルにある2年制州立大学、サウス・シアトル・コミュニティ・カレッジに留学し、美容学を専攻。現在は帰国し、化粧品会社に勤務


将来の夢は、海外を行き来するメイクアップアーティスト!

Q:高校留学の理由を教えてください。
A:
父親の仕事の関係で、幼い頃から海外に行く機会が多かったのですが、小学校6年の時にアメリカへ旅行した際、ホテルの部屋に強盗が入ってきそうになったことがありました。「日本人は英語が話せない」と思われたことから、事件に巻き込まれそうになったのです。このことがきっかけで、英語で意思表示がしたいという気持ちが大きくなりました。中学から高校までエスカレートコースで、そのまま高校に行く予定だったのですが、中学を卒業する3ヶ月前に母親から「留学してみない? それも3年」って言われて、すぐに「行く!」と回答しました。

Q:NZの高校からアメリカの大学に進学した理由は?
A:
NZの高校を卒業して日本に帰って来た時、友達は大学に進学していきましたが、私は勉強が嫌いで、なぜ嫌いな勉強をするのか納得がいかなかったんです。普通はやりたいことが見つからないから、とりあえず大学へ行く、と考えるのかもしれません。でも、大学へ行く気がなかった私は、親に「1年間、時間がほしい」と頼み、いろいろなアルバイトをしました。京都外国語大学で書籍販売のアルバイトをしていた頃、私と同い年ぐらいの子たちが大学に通い、同じ大学に通う留学生と接触している姿を見て「もう一度、海外で勉強したい」と思うようになりました。

Q:大学での専攻は?
A:
美容関係の仕事がしたいと思っていたこともあり、アメリカの短大で美容学を専攻しました。実技のコースが終了するのに5クォーターかかります。最初の1クォーターはマネキンを使って、先生から髪の切り方、はさみの持ち方などの指導を受けます。2クォーター目からは学校内のヘアーサロンで、一般の方の髪を切ります。日本の美容室で行われてることを、学校のサロンで実践していました。

Q:実習では具体的にどんなことをしましたか?
A:
シャンプーの仕方、髪の毛を切ったり、染めたり、パーマをあてたり、編み込んだり、外国人の髪を触ることが多かったので、日本では学べないような経験をたくさんしました。マニキュアやペディキュア、フェイシャルマッサージ、脱毛などもあります。

Q:勉強で苦労した点は?
A:
専門用語がたくさんあって苦労しました。最初の学期は本当に必死で、病気の名前をはじめ、いろいろな用語を覚えることに必死でした。「勉強しないと、卒業できない」といわれていた言葉が身にしみてわかった時でした。自分に厳しくしていないと、なかなか卒業できません。一生懸命にやって皆勤賞を4回もらいました。美容師免許を取得した時は本当にうれしかったです!

Q:卒業後すぐに就職が決まったそうですが、就職活動はどのように?
A:
アメリカから日本の企業に電話をかけたり、履歴書を送ったり、メールしたり、できる限りの行動はとっていました。が、面接には繋がらず、日本に帰って一からスタート。やりたい職種は決まっていたので、すぐに就職が決まりました。






Q:現在の仕事について教えて下さい。
A:
株式会社アルビオン PAUL&JOE BEAUTEという会社に勤務し、百貨店で美容部員をしています。お客様にメイクをしたり、お肌の悩みを聞いて、お手入れの仕方などを伝えています。私がしたメイクをお客様に喜んでいただけると、自信に繋がります。職場の人たちにはすごくよくしてもらえて、今はとにかく仕事が楽しくて仕方ありません。やりがいのある仕事ができて、とても幸せです。

Q:「留学」はご自身にとって、どんな意味を持っていますか?
A:
留学をしたことで自分という人間がすごく変わったと思います。この経験はお金では買えない大切な財産になりました。親や兄弟、友達、カウンセラーさんたち、私の周りの人たちには本当に感謝しています。特に高校留学の時に、ICCの日本側や現地のカウンセラーさんにはお世話になりましたね。いろいろなことを細かくていねいに教えてくださり、本当に感謝しています。今後はこの経験をもとに、さまざまな人たちと交流し、自分自身の成長に繋げたいと思います。

Q:将来の夢は?
A:
海外と日本を行き来するようなメイクアップアーティストになりたいと思っています。夢は思い描くものではなく、自分の手で掴むもの。目標がなかった時期もありましたが、今は目標や自分の意思表示を相手に伝えるようにもなれました。今後はアーティストとして、世の中の人達の顔に笑顔を浮かべられるような人になりたいです。美といっても奥が深いです。生き生きとした人達は中身も外見も輝いて見えます。そのお手伝いとして、外見をきれいにしてあげて、明るい笑顔が生まれる人達を毎日見ていきたいです。

Q:留学希望者にアドバイスを。
A:
何かの目標がある人たち、まだ見つかってない人たちも、始めようと思った時がきっかけだと思います。諦めずに、自分の可能性にかけてもらいたいです。何かに向かう精神を忘れず、堂々として立ち向かってほしいです。




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