1-1. はじめに

本記事では マレーシアの大学に編入する方法(=単位変換を認めてもらう方法)を解説します。

よって、高専や専門学校を卒業・卒業予定の方や、

日本の大学を卒業・卒業予定、または退学予定の方へ向けての記事になります。

 

1-2. 編入の大原則

いきなりですが、マレーシアでは大学編入は一般的ではなく

ほとんど不可能だというのが現実です。

日本の大学や専門学校を卒業していても、もう一度1年生から履修している学生がほとんどです。

 

しかし、2つの条件をクリアしていれば単位変換を認めてもらえる可能性が上がります。

その条件とは、

・進学予定の学科と同一の学科を日本で履修していること

・日本で履修した専門単位の成績が優良であること

の2つです。

 

例えば僕は 高専の建築学科を卒業してTaylor’s大学の建築学科に編入しました。

高専在学中は勉学に重きを置いてきませんでしたが

専門教科に関してはそこそこ良い成績だったので 25単位分単位変換してもらうことができました。

1-3. マレーシアの大学は何年間?

マレーシアの大学は一般的に

1年間のFoundation課程(ファウンデーション)

3年間のBachelor課程(バチェラー)からなります。

原則、高校を卒業してFoundation課程で基礎的な学問を学んだ後、

Bachelor課程へ進級し、大学卒業となります。

つまり、普通高校を卒業したマレーシア人は4年間

大学のキャンパスで学ぶことになります。

ただし、学生によっては2年間Foundation課程に通う学生もいます。

一般的には1年制のFoundation課程ですが、

僕の周りには意外と2年間Foundation課程を通ったという友人も多いです。

 

この聞き慣れないFoundation課程ですが、

日本人学生は卒業校や学科によって免除される場合が多分にあります。

特にHospitality系やBusiness系の学科は懐が深く

高校卒→Bachelor課程への直接進学が認められる場合が多くあります。

逆にArt&Design系の学科は厳しく

高校卒業資格ではBachelor課程には入れないケースが多いです。

 

現に僕のクラスメイト 85人中60人はFoundation課程から上がってきた学生です。

残りの15人は国内外の大学から編入してきた学生です(僕もその1人)。

 

なので、マレーシアの大学で何年間過ごすかはその人の専攻や成績によりけりです。

 

1-4. 編入への道のり ~Foundation課程の免除~

 

Foundation課程へ行く必要があるか否かは

大学入学手続きの課程で大学のオフィスが決定します。

ここでFoundation課程が免除されれば大学生活が1年間短縮できることになります。

僕の場合は 入学手続きを進めて行く中で特に押し問答なくスムーズに

Foundation課程の免除が認められました。

 

1-5. 編入への道のり ~Bachelor課程での単位変換~

 

こちらが編入手続きの本丸。

Bachelor課程の単位を単位変換で相殺してもらう手続きです。

 

前述した通り、僕は高専の建築学科を卒業しました。

高専で履修した教科と、Taylor’s大学建築学部Bachelor課程には

同じような内容の教科がいくつかあります。

例えば 【建築設計製図】は【Architectural Design Studio】と、

【建築材料】は【Building Materials】と履修内容がほとんど同じです。

 

これらの教科が

・高いレベルで類似していること

・大学の単位相当の難易度であること

を証明することができれば 単位変換してもらえます。

 

1-6. 第1章のおわりに

 

第1章では マレーシアの大学に編入する手続きの概要をまとめてみました。

“大学編入”に対するなんとなくイメージは持っていただけたかと思います。

続く第2章では 単位変換の際に提出する必要がある書類の解説と

結果がでるまでに要した期間、どんな仕組みで単位変換が進むのかを

まとめて記事にしたいと思います。

長くなってしまいました&次回も長くなってしまいそうですが、

読んでくださりありがとうございます。

 

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