「ICC海外大生就職ガイダンス」終了レポート!

2008年12月15日実施のガイダンスはこちら

2008年12月15日(月)に、ICC海外大生向けの就職ガイダンスを東京・青山こどもの城で実施しました。参加者数は全員で14組、午前10時から午後5時までみっちり就職プレ活動を行い参加者の満足度も上々です。

◆午前の部 10:00〜12:00◆

午前中はICCのキャリアカウンセラーによる国内就職事情について徹底的にレクチャーしました。現在「超」不況の世の中、企業の採用にはどの様な影響が出ているのでしょうか… 数年内の採用に関する見込み、内定という「モンスター」に打ち勝つ為の準備や方法について、貴重なお話がありました。

【レクチャー内容】
・ 日本国内の就職環境
・ 企業が求める人物像
・ 留学生の就職活動スケジュール
・ 就職活動プロセスの詳細(自己分析・企業研究・エントリーシート・面接)
・ 海外からできる就職活動

午前のレクチャーを終えた学生・保護者の感想です!

T.Yくん(アメリカ)
「今まで知らなかったことや自分の面接に対する考えがまったく違う事が分かった」

T.Tくん(アメリカ)
「プレゼンターの説明がとてもハッキリしていて理解し易かった」

Y.Kさん(オーストラリア)
「現在の国内就職状況をニュースでしか知らなかったので具体的で分かり易かった」

A. Kさん(オーストラリア)
「自己PRで学生の何を会社が知りたいのかわかった」

Y.Mさん(ニュージーランドに留学中の保護者)
「企業側の考えが具体的に分かって良かった」

午前の部では、後半15分ほど、就職活動で直面する「筆記試験」について説明し、小テストを実施しました。筆記試験では主に3つのカテゴリー(常識検査、適性検査、小論文・作文)に分かれ、その種類や内容と対策法についてお話がありました。

常識検査の中には海外留学生がもっとも苦手とする「時事問題」も含まれています。そこで、海外大生がどの程度時事問題に精通しているのか…小テストを体験してみました。

みなさん眉間に皺を寄せ、頭を抱えながら考えていましたが・・・ やはり難しいようです。時事問題は付け焼き刃の準備では到底対処できないので、卒業する半年〜1年前くらいから日本国内の事情も把握出来るように、オンライン新聞などでチェックするようにクセをつけておきましょう!

◆午後の部 13:00〜17:00◆

午後は就職活動および企業面接を熟知している石川和美先生を講師に招いて実践講義を行いました。石川先生は多くの日本国内の大学からも招かれ、就活生を指導しているスーパー講師です。また実際企業の面接官として学生を採用する立場の経験もありますので、「企業が採用したくなる学生」のプロデュース方法をたっぷり伝授してくれました。

【実践内容】
・ 日本の就職活動の流れを知る
・ 自分をプロデュースするテクニック
・ 自分の身だしなみチェック(ペアワーク)
・ エントリーシート対策
・ 集団面接を実際に体験
・ 敬語・就職活動に役立つ言葉遣い

石川先生の講義は厳しくも暖かみ、ユーモアのあるとても楽しい雰囲気の中行われました。企業面接=(イコール)「落とす為の面接」という事で、「面接官は学生を見て15秒で判断する」のだそう。15秒で落とされない学生になるために、自分をプロデュースする方法を指導してくれました。

午後の講座を終えた学生・保護者の感想です!

S.Sさん(アメリカ)
「エントリーシートの内容が役に立った。実践面接は良い練習になりました」

Y.Uさん(オーストラリア)
「細かく面接、エントリーシート等役立つ情報をいただきました」

A.Sさん(オーストラリア)
「実践的に面接の練習が出来たので良かったです」

Y.Yさん(オーストラリア)
「受かる、受からない面接の仕方が分かりました」

K. Sくん(オーストラリア)
「マナーが学べた。分からない所を集中的に教えてくれた」

M.Nさん(アメリカに留学中の学生の保護者)
「細かい部分まではっきりとした説明で、大変参考になりました」

<次回の告知>

次回の開催は2009年夏を予定しています。ICCの就職ガイダンスは後に続く大手就職支援会社主催のキャリアフェアの事前対策講座にもなります。留学生にとって大事なキャリアフェアは必ず参加するようにし、ICCの就職ガイダンスで力をつけて周囲の留学生に差を付けて挑みましょう! 今後もICCは海外大生の卒業後の就職まで前面サポートして参ります!