ICC国際交流委員会の大学留学プログラム
イギリス大学留学
イギリス大学留学:卒業後の進路
■卒業後の進路〜イギリス〜
 留学後の進路は人によって様々です。自分が何をしたいのか既に決まっている人は、それを目指して留学生活を送りましょう。まだ決まってない人は留学中にアンテナをはりめぐらし、自分の進路についても考えてみましょう。

●大学院進学
●現地で就職
●日本で就職
大学院進学
 イギリスの大学院はPostgraduateと呼ばれ、各大学の学部によって運営され、ほとんどの大学に設置されています。学士課程から本格的な専門教育が行われているイギリスでは、大学院課程においてはさらに専門性を追求した高度な教育・研究活動が行われています。イギリスの大学院の専攻の種類は多岐に渡り、世界的にも高い評価を得ています。
 大学院は、あらかじめ履修内容が用意されているTaught programmeか、独自で専攻科目の研究を進めるResearch programme か、プログラムよって学習方法が大きく異なるので注意が必要です。Taught programmeの履修期間は通常1年間、Research programmeは3〜5年間です。Research programmeを希望する場合には、自分がどんな研究をするのか、またその研究をどのように進めていくのかなど、具体的な内容を示した研究計画書(Research proposal)を提出します。
 なお、大学院への入学には原則として履修する学位のワンランク下の学位(またはそれに相当する資格)を、同じ専門分野で取得していることが条件となります。博士課程へ入学する場合は修士号を取得していることが最低条件となります。
 修士課程への入学には、学士号かPostgraduate diplomaが必要で、さらに最低でもUpper Second以上の成績を修めていることが求められます。英語力はIELTS6.0〜7.0、TOEFL600(CBT250)点が最低条件となっています。
<コラム> Master's Degree(修士号)以外の選択肢、Postgraduate diplomaを知る
現地で就職
インターンシップ(ワーク・エクスペリエンス)制度の活用
 
イギリスでは、留学生のみならず、希望の職種に就職するのは容易ではありません。そのなかで一つの足掛かりとなるのがインターンシップ(ワーク・エクスペリエンス)です。インターンシップ先を探す方法として、大学の教授やアドバイザーからの紹介、Career centerと呼ばれる日本の大学でいう「就職室」を利用する方法が一般的です。この他、イギリスでは同級生や先輩などからの人脈がものをいうことも少なくありません。
 ちなみにインターンシップはあくまでも研修生ですので、正式な就職ではありません。しかし能力や適性などが評価されて、雇用に結びつくこともありますから、現地で就職を希望する場合には積極的にチャレンジしてみましょう。
日本で就職
◆事前の準備
(1) 興味ある業界や会社について調べる
 有名企業へ就職することだけが夢の実現というわけでは必ずしもありません。まずは興味のある業界について調べ、その次に各企業について掘り下げて調べていきましょう。客観的データとして、「日経就職ガイド」(日経新聞社)や「会社四季報」(東洋新聞経済社)などを活用すると、様々な企業を比較でき、参考になります。
(2) 英語力を証明する
 英語力のみが重視されることはありませんが、やはり留学生を採用する際には、その学生の英語力も知りたいと企業の人事担当者は考えるものです。TOEIC (Test of English for International Communication)といった、英語によるコミュニケーション能力を診る試験のスコアなどで自分の英語力を証明できるようにしておきましょう。

TOEICに関する情報  →http://www.toeic.or.jp/toeic/

(3) 長期休暇を利用してインターンシップ
 他の国に比べるとインターンシップ後進国の日本ですが、最近は大手企業を中心に大学生のインターンシップを奨励する企業が少しずつ増えてきました。夏休みなどの長期休暇中に日本に帰国する機会があれば、事前に興味ある企業にコンタクトを取ってみると良いでしょう。


◆活動方法
(1) インターネットの活用
 インターネットが広く普及した現在、日本の企業も就職活動をする学生に対してはインターネットを通じ会社情報や採用情報を発信しています。新卒者を対象にしたセミナーへの登録なども現在は企業のホームページより登録する方法が主流です。
→大学内に置かれているコンピュータは日本語対応でない機種が多いため、日本からノート型パソコンを持参することをお勧めします。
(2) イギリスでの就職フェアに参加
 日本人学生、もしくは日本での就職を希望する現地学生または他の国からの留学生を対象に、年に数回日本の企業や日本にも活動拠点を置く外資系企業の人事担当者がヨーロッパのある都市(ベルリンなど)に集まり就職フェアを行います。通常日本での新卒採用には準備期間から内定が出るまでに数ヶ月の期間を要しますが、こうした留学フェアでは面接後数日から2週間以内で結果が出るといわれています。
(3) 日本に帰国して活動
 高学年になったら、夏休みなどの長期休暇を利用し、日本に帰国して就職活動をする方法もあります。夏休みに一時帰国している海外の大学生を対象とした就職フェアが開催されることもあります。また履歴書を持参して直接企業をまわれば、メールやネット上では伝わりにくい、社風などもつかめるでしょう。

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