ICC国際交流委員会の大学留学プログラム
アメリカ大学留学
アメリカ大学留学:留学生活
■留学生活〜アメリカ〜
アメリカの留学生活をイメージする
 ここでは入学後に体験する大学生活について具体的に説明していきます。入学する大学によって多少の違いはあるにしても、アメリカの大学生活とはどのようなものかを入学前に想定することにより、留学生活をよりスムーズにスタートできるはずです。では、授業登録からスタートして余暇の過ごし方まで、留学生活をシミュレイトとしていきましょう。


●1年間の流れをつかもう
●学部授業
●滞在先
●車の購入
●課外活動
●休日の過ごし方
●夏季休暇の過ごし方
アカデミックカレンダーで1年間の流れをつかもう
 アメリカの大学では、学期の開始や終了、年間行事などを記載したスケジュール表を、アカデミックカレンダー(Academic Calender)と呼びます。アメリカの大学には大きく分けて2学期制の大学と4学期制の大学があります。2学期制の場合には、通常9月から12月までが秋学期(Fall Semester)、クリスマス休暇を挟んで、1月〜5月が春学期(Spring Semester)となり、6〜8月は夏休みとなります。4学期制の場合だと10週間を1学期としますので、9〜12月のFall Quarter, 1〜3月のWinter Quarter, 4〜6月のSpring Quarter, 7〜8月のSummer Quarter と4学期に分かれます。
 ただしアメリカの場合は、それぞれの大学が独自の学期制をしいているので、上記の限りではなく、なかには6学期制や8学期制などと特殊なスケジュールを組んでいる大学もあります。

◆到着
 最寄りの空港まで出迎えをしてくれる大学とそうでない大学があります。留学生サポートのしっかりした大学であればたいてい出迎えサービスを行っています。出迎えがない場合には、バスやタクシーを利用して自分自身で大学に向かいます。到着したらすぐに留学生オフィスに出向き、到着の報告をします。その後、学生寮の部屋へ案内してもらいます。寮の部屋番号は到着時にはじめて分かるのが一般的です。寮の備品を確認し、リネン類などで足りないものがあれば、早めに購入しておきましょう。
 なお、ホームステイの場合には、大学に寄らずに直接ホストファミリーの家に向かいますが、あらかじめ大学からの指示をよく確認しておく必要があります。

◆オリエンテーション
授業が始まる前に、新入生あるいは留学生のみを対象として、大学生活を送るうえでの基本的なルールや知識を教えてくれるのがオリエンテーションです。具体的な内容は大学により異なりますが、単位取得や専攻分野に関する説明会、キャンパスツアー、歓迎会などが含まれます。留学生のみ対象の場合は、ビザや現地の生活マナーに関する説明会、市内観光ツアーなども加わります。

◆プレイスメントテスト
 ほとんどの大学で、英語と数学の学力テストが課されます。数学については日本の高校1〜2年生レベルの内容を理解していれば問題ないといえますが、あらかじめ英語での数学用語を知っておくとよいでしょう。英語については留学生のみ課されることになります。学部授業についていけるかどうかの判断材料にもされ、不十分とみなされると、たとえ出願時に入学基準のTOEFLをクリアしていたとしても、留学生用の英語クラス(ESL)を補習として受講するよう要求されることがあります。

◆レジストレーション(授業登録)
 アメリカの大学には全ての学生に共通する「時間割り」は存在しません。学生1人ひとりが、自身の責任に基づきどのクラスをいつ受講するかを決定します。その決定作業がレジストレーション(授業登録)です。人気の授業はすぐ定員になり、締め切られてしまうこともあります。留学生の場合はビザの関係上、1学期につき最低限取らなければならない単位数が決まっていたり、英語の授業が必須となっていたりする場合もあります。このような点はオリエンテーションで説明されるはずなので、しっかり聞いておきましょう。また分からない点があれば「アカデミックアドバイザー」と呼ばれるスタッフがサポートしてくれますので、よく相談しながら登録を行いましょう。

ESLEnglish as a Second Language
 ESLとは、留学生用の英語コースのことです。留学生の英語能力によって初級〜上級レベルに分かれます。初級〜中級レベルでは、読む、聞く、書く、話す、という英語の4技能をしっかり学びます。上級レベルでは、講議ノートの取り方、論文の書き方や文献の調べ方、プレゼンテーションの仕方などを学びます。
 TOEFLが入学基準に満たずに条件付きで入学した場合には、まずESLで集中的に学びますが、条件付きであっても中級〜上級レベルの英語能力がある場合には、いくつかの学部授業を受講することが認められるケースもあります。
 一方で、たとえTOEFLが入学基準に達して直接入学を許可された場合でも、プレイスメントテストの結果が芳しくない場合には、ESLクラスを受講するよう求められるケースが多々あります。直接入学できたからといって、すなわちESLクラスがまったく免除されるわけではありません。
学部授業
◆講義(Lecture
教授が教壇に立ち、学生に向かって講義する、大学で最も一般的な形態です。授業では教授による講義が中心ですが、講議によってはディスカッションやプレゼンテーションが頻繁に行われる場合もあります。生徒数は大きな大学では50〜500人程度、小さな大学では15〜30人程度が一般的です。

◆課題(Assignment
 大学の成績を構成するのは中間・期末の試験の結果だけではありません。学期を通し、常に様々なことが要求されます。以下はアメリカの大学で課せられる主な課題です。1つの課題の評価が全体の成績に対して、どのような割合を占めるのかは、授業初日に配付されるシラバスに記載されています。
Short Essay Research Paper Presentation Group Project Discussion Case Study Role Playing
◆試験(Exams
 ほとんどのアメリカの大学では、各学期に大きな試験が2度行われます。
Mid-Term Exam 中間テスト。前半期の総まとめ試験。
Final Exam 学期末テスト。学期全体をカバーする場合と、後半期のみをカバーする場合があります。必ず、カバーされる範囲を確認することが必要です。
 上記2つのそれぞれが成績の25〜35%を占めるほど、大変重要なテストです。全てのクラスのテストが同時期に重なるため、同じ日に複数の試験が重なることもあります。シラバスを確認し、早い段階から計画的にテスト対策に取り組みましょう。
滞在先
 4年制大学や私立2年制大学であれば学生寮、州立2年制大学(コミュニティカレッジ)であればホームステイに滞在するのが一般的です。ただし留学生生活になれると、さらに自由のきくアパートに引っ越しをする留学生も少なくありません。アパートを探す場合には、周辺の治安に十分注意するとともに、大学までのアクセスをよく考えたうえで探しましょう。
◆大学寮 ◆ホームステイ ◆アパート
車の購入
 アメリカは日本では想像できないほどの車社会です。一部の大都市を除けば、ほとんどの地域で電車やバスなどの公共交通機関が発達していません。しかし国土は広大ですから、歩いて出かけるわけにはいかないのが実情です。そこで、自動車を購入する留学生も少なくありません。購入の際には、車種や年式、価格の相場などよく調べたうえで慎重に購入する必要があります。大学生同士、個人で売買することも珍しくありませんので、まずは大学構内の掲示板などで情報収集してみるのもいいでしょう。
課外活動
 日本の大学でも「体育会系」と呼ばれる、本格的な運動部から、比較的練習量が少なく、いわば共通の趣味を持った人と活動をともにする「サークル」と呼ばれるものがあるように、アメリカの大学でも似たようなものがあります。以下はその概要です。充実したキャンパスライフを送るうえでぜひ積極的に参加してみましょう。
Varsity Intramural ◆その他 ◆インターンシップ ◆アルバイト
休日の過ごし方
 学期中は基本的に勉強漬けの毎日となり、寝ているか勉強しているかの生活パターンになってしまいがち。せっかくの留学期間中、勉強ばかりでは何か味気ないように思います。休暇中に心身ともにリフレッシュすることで、勉強にも集中できメリハリのある学生生活が送れるものです。
 日本と比べて祝日の少ないアメリカですが、ハロウィーンや感謝祭、クリスマスなど季節の風物詩は皆パーティを開いて盛り上がります。こうしたイベントは留学生にとっても、留学中の良い思い出となるでしょう。
夏季休暇の過ごし方
 アメリカの夏休みは3〜3ヵ月半ほどの長いものとなります。日本に帰国して家族とともにゆっくり過ごしたり普段できないアルバイトをしてみるのもいいでしょう。また大学に残って夏学期の授業をとり、多目に単位をとって早めの卒業を目指す学生もいます。または学生時代にしかできないようなアメリカ国内旅行に出かけたり、インターンシップを体験したりと、見聞を広める機会を持つことも有意義な過ごし方です。

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